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こんな疑問にお答えしていきます。
本記事の内容
- 高卒でも大学院に入学することは可能
- 個別入学資格審査の通過が必須
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Contents
高卒でもいきなり大学院に入れるの？
結論から述べますが、高卒の社会人がいきなり『大学院』に入学することはできます。
しかし、簡単ではないのです。
『人生100年時代』といわれるようになってきており、終身雇用が難しくなってきている日本においてどこかのタイミングで転機が訪れます。
そんなときの選択肢として転職・独立などの他にも学びなおし（リカレント教育）もあります。
大学、専門学校、通信講座、資格スクールなど学びの場は多くあります。
ですが、もう一つ加えられるものがあるのはご存じですか？
それが大学院への進学です。
大学院と聞くと大卒の人が次のステップとして進むところのイメージがあると思われがちですが、実は高卒の方でも入学することは可能です。
大卒の方の進学に比べてはるかに困難ではありますが、目指すものがあれば挑戦する価値はあると思います。
もし、進学で収入を上げたいと考えていた方にはおすすめする手段ではないので資格取得・転職・副業を検討した方がリスクが少なく挑戦しやすいと思います。
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大学院ってなにをするところ
学校教育法にて大学院の目的とは、大学で学んだ知識を応用して学術的な研究を行うことや研究成果を社会の役に立てることとされています。
大学レベルの専門知識では物足りないから、勉強する場所とも言えます。
大学院卒（修士・博士）を取得するとメリットは？
大学院へ行くことで長い時間・安くない学費・勉強を続けるための体力を必要としますが、専門的な知識を学んで学位を得ることができるメリットを紹介します。
高い専門性が身に就く
学んだ知識をもとに、高度な専門的知識を研究を通じて身に付けることができます。
就職の幅が広がる
卒業して得られる学位『修士』や『博士』を取得することで就職の幅を広げることができます。企業の研究職として働いたり、教授として蓄えてきた知識・知見を広めることができます。
大学院に入るための条件とは？
大学院に入学するための条件として『大学を卒業した方と同等以上の学力があると認められた方』とされています
これを判断するために『個別入試資格審査』というものが行われます。
これはこれまでの経験・経歴や論文課題、面接などを通じて大学相当の学力があるか判断されます。
この個別入試資格審査の裁量は各所異なるので、何がどれだけ出来れば審査を通過できるかは一概に言えませんが、高卒の学歴で合格するのは相当大変なことが予想されます。
著名人でこの方法で入学した方がいます。
それは元巨人のプロ野球選手、メジャーリーガーだった『桑田真澄』選手。
彼は現役引退後、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程１年制コースに「個別入学資格審査」を経て進学したことが話題となりました。
スポーツ選手としての長いキャリアが評価されたかもしれません。
このことからキャリア無しに審査を通過するのは難しいことが良そうされます。
ただし、この審査にて判断されない『法科大学院（ロースクール）』をご存じですか？
法曹(弁護士など)を目指す人が通過すべき課程であるのが法科大学院。
この法科大学院に入学するためには
全国統一の適正試験（一般教養）
各ロースクールごとの独自試験（法科履修者・未修者）
にて合否が判断されるため、極端にいえば中学生でも受けることができます。
過去に実際に旧司法一次試験に中学生が通過したこともあるそうです。
高卒社会人は大学院へ進むべきなのか？
今回紹介したように高卒社会人から大学院へ入学することは可能です。
しかし、その条件は今から大学へ行ってから大学院を目指すよりはるかに難しいことではあるのでおすすめできません。
大学院を検討している理由を一度もう一度整理し直してみてはいかがでしょうか？
現在の仕事についての専門性を深めたい
このように考える方は現職にて専門性を必要としている職業に従事している方が多く、実績を上げている方もいます。
「私がこの職業について今以上に深めるには大学院へ行くしかない！」
このような理由がある方は、困難ではありますが進学を検討してみる価値があると考えます。
学歴を高めて収入を上げたい
高卒社会人で今の仕事に満足できない。
学歴を身に付けてもっと高い収入を得たい。
このような方は進学しなくても目的は達成できると思われます。
大学院はある分野について身に付けた技術や知識をを今よりもっと専門性を高めるために進む場所です。
学歴を目的に進むべき場所とは違います。
学歴が欲しいのではあれば大学院のように飛躍しすぎるのではなく、大学に進み『学士』の習得することをお勧めします。
昨今では通信制の大学というものがあり、仕事を続けても大卒を目指せるようになってきています。
当サイトでも社会人の方でも学びやすい通信制大学を紹介しているので検討してみてはいかがでしょうか？
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また収入を増やしたいのであれば大学院や大学へ進学しなくても資格取得・転職・副業なので解決できます。
学費と時間というリスクを背負わず今以上の収入を目指せるのでこれらをオススメします。
社会人からの選択肢について別記事で解説しているので参考になれば幸いです。
まとめ
高卒でも大学院は目指すことはできますが、大卒者と比べても難易度は高いかもしれません。
もし、何かを探求したい、もっと専門的な勉強がしたいと感じた時、高卒でも挑戦できることを思い出してください。
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