最近は「副業ブーム」なんて呼ばれるようになり、副業に関心を持つ人は多くなりました。
しかし、実際に始めてみたくても周りの状況や何をしたらいいかわからずに足踏みしてしまう方も少なくありません。
そこで今回は統計データに基づいた社会人の副業事情についてをまとめと今から始めるならどのような副業が良いのかを紹介して行きます。
最後まで読んでいただくと副業で稼ぐコツもわかるのでぜひ読んでいってください。
こんな人に読んで欲しい
- 副業に関心がある方
- 副業を始めてみたいけど何をしたらいいかわからない方
- 社会人の副業事情が知りたい方
本記事の内容
- 副業への関心は高まっている
- 副業の目的は収入を増やしたいから
- 今から副業を始めるなら会社バレしにくい事業所得
社会人の副業事情
社会人の副業事情については総務省より公表されている「平成29年 就業構造基本調査」や厚生労働省の「副業・兼業の場合の労働時間管理の在り方に関する検討会」を参考に把握することが出来ます。
主な現状は以下の通りです。
- 副業を希望する人は増加している
- 正規雇用者では年収299万円以下が副業をしている人の7割を占めている
- 副業をする理由は「収入を増やしたいから」
- 副業の収入形態は「パート・アルバイト」が1番 41.4%「自由業・フリーランス・個人請負人」2番 24.9%
- 副業をしている人の平均残業時間は4.44 時間/週
副業を希望する人は増加している
就業構造基本調査にて「副業を希望している雇用者数の変化」は年々増加していることが分かります。
2017年時点のデータですが、就業者全体の6.5%は副業に関心をもっており、他の収入源が欲しいと思っている人が増えているようです。
1ケタ台で少なく感じるかもしれませんが、コロナショック前の状況なので現在ではもっと増加していることが予測できます。
出典:副業・兼業の現状
正規雇用者では年収299万円以下が副業をしている人の7割を占めている
正規雇用者で副業をしている人は年収299万円以下の方が全体の7割を占めています。
同様に非正規雇用の方の場合でも299万円以下の副業人口は9割以上を占めています。
出典:副業・兼業の現状
副業をする理由は「収入を増やしたいから」「1つの仕事だけでは収入が少なくて、生活自体ができないから」
出典:副業・兼業の現状
副業をしている理由で上位にあるのは「1つの仕事だけでは収入が少なくて、生活自体ができないから」「収入を増やしたいから」など実生活のためのお金を得ることを目的に始める人が多いようです。
先ほど所得が299万円以下で副業をしている人が多いことからわかるように、副業を始める人は現在の収入に対する不安から始める人が多いことが伺えます。
副業の収入形態は「パート・アルバイト」が1番 41.4%、「自由業・フリーランス・個人請負人」2番 24.9%
副業はどのような業態形態で行っているかを見てみると多くは「パート・アルバイト」であり、雇用契約を結んで収入を得ている方が多いことがわかります。
2番目に多い「自由業・フリーランス・個人請負人」は「パート・アルバイト」に対して半分ほどしかいないそうです。
フリーランスとして稼ぐのはハードルが高く見えるためか、即金性の高い「パート・アルバイト」を選ぶ人が多いようです。
出典:副業・兼業の現状
副業をしている人の平均残業時間は4.44 時間/週
副業をしている人は本業の残業時間は週平均4.44時間です。
残業が少ない方が副業がしやすく継続しやすいことがわかります。
出典:副業・兼業の現状
どんな副業が人気
副業の現状が大まかに分かった上で、どんな副業が人気であるのかを一緒に確認して行きましょう。
最も人気は飲食店のアルバイト
副業の収入形態は 「パート・アルバイト」が41.4%、「自由業・フリーランス・個人請負人」が24.9%と副業でもどこかに勤めている人の方が多いことがわかります。
その中でも多いのは副業の業種として上位である「サービス職業」であるため、本業が終わった後でも働くことができる「居酒屋」などの飲食店で働くことが多いことが伺えるでしょう。
しかし、こういった副業も雇用されるような仕事を選ぶと副業バレのリスクが大きくなることは覚えておきましょう。
アルバイトは副業バレのリスク大
会社にて副業禁止をうたっていなくてもバレたくないのが副業です。
副業を始めたのを口にしたことにより「副業のせいで本業に力が入っていない」と思われるのは嫌ですよね。
そのため副業をしているのを秘密にしている方は少なくはありませんが、アルバイトやパートなどを選ぶと税金でバレることをご存じですか?
副業でアルバイトやパート勤務を選ぶことで上がった収入分で本業の会社からの源泉徴収にて税金に差異が生じるため、別で収入があることがばれてしまいます。
簡単に言うと「払っている給料に対して、なんか徴収される税金多くない?」ってなります。
そうならないためにも副業は「事業所得」になるものを選ぶことを強くオススメします。
事業所得とは個人で稼ぐこと
収入には大まかに「給与所得」と「事業所得」の2種類があります。
大まかな違いは以下の通りです。
給与所得:雇用契約の元、勤めて頂く報酬
事業所得:自ら事業を起こして、その成果として収入を得る
副業バレをふせぐためには確定申告にて住民税の徴収方法を「普通徴収」を選び会社からの天引きではなく、自分で支払うことでバレるのを避けることが出来ます。
しかし、給与所得の仕事の場合だとこれが使えません。
そのため、これから副業を始めたいという方は「事業所得」で収入を得られるようになることで本業の会社に余計な詮索されることもなく、のびのびと働くことが出来ます。
おすすめの副業は?
事業所得をおすすめしましたが、どんな仕事なのかいまいちわからないと思うので、個人でも稼げる人気の副業をいくつか紹介します。
ブログ
ブログというと日記のように考える方も多く、お金をどうやって稼ぐのかイメージがわかない方も少なくありません。
収益を得る手法を大まかに説明するとどんな分野でも構わないので『役に立つ情報』を伝えることを目標に記事を書いて読者を集めて広告収入を得る、それがブログ運営です。
広告とは主に以下の2つを指します。
- グーグルアドセンス:クリックされると10~40円
- アフィリエイト:紹介した商品・サービスが売れると100~50,000円
※報酬額は広告によって異なります。
ブログは収入を得るために読者を集める必要があるのですが最短でも3ヵ月が必要であるため、すぐにお金が欲しい方には難しいかもしれません。
しかし、収益が入るような資産性の高い記事がたまるにつれて手間をかけなくても半自動的にお金を稼ぐことができるのが大きな魅力のひとつです。
それだけでなく、初期費用が1万円ほどで始められること、収益性は10万円~100万円と言った高額を達成している人も多く人気の副業となっています。
ブログアフィリエイトを副業にするには?稼ぐために必要なステップ
ConoHaWINGでWordPressブログの作り方【画像解説付き】
WEBライティング
WEBライターは企業や個人のホームページの記事作成を行うものです。
指定の商品やサービスの紹介記事などを依頼条件に沿って作成していくことで文字単価0.5~2.0円で受けることが出来ます。
最初は報酬も安い案件しか受けることはできないですが、同じ依頼先と付き合っていくことで単価を上げることが出来たりします。
案件を受けるには専門性や資格を要するものはありますが、基本的には誰でも受けることが出来ます。
ライティング初心者の方でも依頼先ごとで記事作成ノウハウなども提示してくれるところも多いため、副業の中でも比較的だれでもチャレンジすることができるのでおすすめします。
案件を探すにはクラウドソーシングできる『クラウドワークス』や『Bizseek』のようなところで探せばいくつも出てきますので一度目を通してみましょう。
稼ぐコツは掛け合わせ!
副業を始めるのは何も一つだけにとどまる必要はありません。
相性の良い二つを組み合わせて行うことでお互いに成果を上げることが出来ます。
今回紹介した「ブログ」と「WEBライティング」も同様です。
ブログを実際に書くながら、兼業でWEBライティングをすることで記事のクオリティを上げつつ、ブログ運営だけでは難しい早期での収益を望むことが出来ます。
そうしている記事作成が上達していき、ブログも作成から3ヵ月も経てばGoogleから認知もされるようになるため、2重で稼げるようになってきます。
ポイント
その他にも会社バレのリスクが少ない事業所得の副業も別記事で紹介していますのでぜひご覧になってください。
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まとめ~社会人の副業事情~
本記事のまとめ
- 副業への関心は高まっている
- 副業の目的は収入を増やしたいから
- 今から副業を始めるなら会社バレしにくい事業所得
社会人の副業事情を紹介させて頂きましたがいかがでしたか?
副業をするか迷って足踏みしているのではもったいありません。
副業への関心が高まっている今だからこそ、始めることで起動に載せることも可能になります。
皆さんもぜひ一歩ふみだしてみてください。