コロナ禍などの不況に伴い、将来のために自分の価値を上げるためにスキルアップに励む方が急増しています。
今回はこのような大人になってからの学び直しについてを紹介して行きます。
最後までよんで頂ければ、どんなことを学ぶべきか、効率良く学ぶためにはどうしたらよいかが分かるのでぜひ読んでいってください。
こんな人に読んで欲しい!
- キャリアアップを考えている方
- 大人になってまた勉強がしたくなった方
本記事の内容
- 学び直しは国も推進している
- 学び直しは「出世・転職」に役立つ
- 学び直しには時間とお金で足踏みする方が多い
- 忙しい人でも学び直しをしたいなら「通信教育」を利用する
Contents
大人の学び直しとは?
大人になってからの学び直しのことが「リカレント教育」と呼ばれていることはご存じですか?
昨今の新型コロナウイルスによる就労問題やトヨタ自動車の社長である豊田章男氏が「終身雇用は難しい」と口にしたように今の仕事を定年まで続けられるか誰にもわからないような時代になりつつあります。
そんな時代に備えて新たなことを勉強している方が多くなってきています。
このような社会人や大人になってから再び学習を始めることを「リカレント教育」と言います。
このリカレント教育は現在国を挙げて推進されており、そのための学習費用を援助する制度なども備えられているもいます。
そんな大人の学び直しであるリカレント教育をしたいと思っても何をするのが自分のためになるのか悩んでいる人が多くいるので今回は学び直しについていろいろと解説していきます。
学び直しによって得られるメリット・デメリット
まずは学び直しによって得られるメリットとそれに伴うデメリットについてを分けて紹介して行きます。
学び直しによるメリット
学び直しによって得られるメリットには主に以下の3つがあります。
- キャリアアップが出来る
- 転職に有利になる
- 定年後の再雇用でも働きやすい
キャリアアップが出来る
学び直しにより、新たなスキルを身に付けることでキャリアアップすることも可能です。
現在の仕事に関わる資格の取得をしたり、学歴を身に付けることで出世や昇給を目指すことも夢ではありません。
例えば、会社で手当ての出る資格を取得すれば昇給することや昇進して給料を上げることも可能となります。
また、近年需要が拡大しているプログラミングスキルが身につけることが出来れば、WEB制作やLP作りなどの副業により収入を増やすこともできます。
転職に有利になる
終身雇用が難しくなることで、将来仕事を変えることが必要になるかもしれません。
そんなときに少しでも有利に転職活動を進めることが出来るのが資格やスキルです。
専門職の方であれば、持っている資格に対して付加価値となる資格やスキルを新たに身に付けることで他の会社に移る際にも重宝されることもあります。
また、最初に就職した会社が「自分にはあっていないかも・・・」と心に感じている方でも、学び直しにより士業などの今までとは異なる資格やスキルを身に付けることで異業種への転職を望むことも可能になります。
定年後の再雇用でも働きやすくなる
人生100年時代と呼ばれるようになり、これからは定年後も働く必要がある人が多くなっていくことが予想されます。
そうなった時、定年後もいきいきと働くためには若い時よりも学び直しの重要性が増します。
今の仕事の延長となる仕事の知識を大学などで磨いたりすることで再雇用されやすく長く重宝される人材になることが可能になります。
また、定年後の独立を目指すために異文化交流をすることもよいかもしれません。
学び直しによるデメリット
学び直しには多くのメリットがありますが、もちろん犠牲になるものもあるので紹介して行きます。
学び直しによる主なデメリットは以下の2つです。
- 学習時間の確保が難しい
- 社会人向けの高い学費設定
学習時間の確保が難しい
大人になってから再び学び直すには、仕事と並行して行うことがほとんどです。
そのため、学習のための時間は仕事の後からが主なものになってはきますが、残業などが入ると学び直しをするための時間も体力も残らないなんてこともしばしば。
学び直しがしたいと思ってもこのようなネックがあることで躊躇してしまう方が多くなってしまっています。
そのため、長い将来を見据えて学び直しがしたいという方は、残業がないように仕事を組み立てる、そもそも残業の必要のない仕事に転職するなどの環境の整備から行う必要があります。
社会人むけの高い学費
学生時代の習い事などと比較すると大人向けの学習にかかる費用は高めに設定されています。
昨今需要が拡大しているプログラミングの転職保証型スクールなどで言えば80万円ほどかかったりもしますし、士業や医療系の資格を取得することためにスクールや大学に通うとなると100万円を超えることも稀ではありません。
なぜ、こんなにも学習費用が高く設定されているのでしょうか?
その理由は仕事に直結した専門性が高いもの資格やスキルを得ることができるからです。
資格やスキルを身に付けることで高い収入を得ることが出来る業界で働くことが出来たり、独立により1,000万円以上の収入を得られる可能性が有るからです。
そのため専門的なスキルや資格が取得を目的としたスクールは教える難易度も高く、学習費用が高くなっています。
大人の学び直しは何をするべき?
大人になってからの学び直しはどんなことをするべきなのでしょうか?
将来的に役職をあげたり、収入をあげることを目的に学び直しをするのであればやるべきは「スキル・資格・学歴」の取得です。
キャリアアップをするためにはこれまでの経験も重要ですが、それと同じくらい専門性、つまりは資格やスキルを持っているかが重要になってきます。
しかし、専門的な資格やスキルを身に付けるためには時間やお金を犠牲にする必要があるので学び直しに積極的になれない方が多いのが現状です。
そこで社会人の方が学び直しをするのであれば、通信教育をオススメします。
通信教育はスクールに通うことと比べて学費が安い他、自分の好きなタイミングで受講することが可能であるため、忙しい社会人の方でも学びやすい環境となっているため、昨今では資格取得を目指す方などを中心に利用する人が増えてきています。
ここからは学び直しをするにオススメのスキル・資格とそれを取得するための通信講座を紹介して行きます。
おすすめ通信教育も紹介します
士業
取得するのは大変困難ではありますが、大きく収入を変えることができるのが士業です。
ここでオススメする士業とは、税理士や宅地建物取引士などの会計や不動産に関わる国家資格のことです。
ここ最近ではコンサルティング業も注目されていることに伴い、中小企業診断士も収入を増やすことが出来る資格と言われています。
これらの国家資格を取得するにはひと昔前は資格スクールに通うことが主流でしたが、最近では通信講座が充実しており、その中には実績が高いものも多くあります。
特におすすめはスタディングです。
スタディングは「時間がない」「お金がない」といった悩みを解決したサービスとなっており、電車での通勤時間や昼休みといった短時間でもスマホやタブレットで手軽に学習することが可能となっています。
始めやすくて続けやすい通信講座であるため、どれにしようと悩んでいる方はまずはスタディングを用いて資格勉強をすることをオススメします。
英語
日本の少子高齢化に伴う人口減少によって多くの業界が海外に市場を広げています。
そうなってくると必要となってくるのが語学スキルです。
中でもやっぱりまずは押さえておきたいのが「英語」です。
そんな英語を身に付けるのであれば、レアジョブ英会話が安くて続けやすくて人気のあるのでオススメです。
レアジョブ英会話はオンライン上で英会話を教えてもらうことが出来るプログラムであり、一見すると他のサービスと大差ないように見えるかもしれません。
しかし、レアジョブ英会話が人気なのは朝6時~深夜1時まで好きな時間にレッスンを受けることが出来るようになっているからです。
忙しくて時間の確保が難しい方でも朝や寝る前の30分ほどの時間を使って学ぶことが出来るので続けられる人が多く顧客満足度も99.4%と高い水準を保っています。
英語が話せるようになりたいという方は初回限定の無料体験レッスンもあるのでまずはレアジョブ英会話を試してみてはいかがでしょうか。
プログラミング
IT化が進み、需要が拡大し続けているのがプログラミングスキルです。
給料水準が高くなっているIT業界に転職したり、副業で収入を増やすことが可能になるスキルです。
取得の方法は独学などもありますが、まったく知識がところから仕事が出来るまでは時間がかかりすぎるためスクールを利用する方が多くいます。
そんなプログラミングスクールにもオンライン上だけで完結するサービスが増えてきており、その代表ともいえるのがTechAcademyです。
TechAcademyは転職や副業に使えるプログラミングスキルが身に付けられるコースなどの他にも動画編集やWebマーケティングなどWebを扱った様々なスキルを学べるオンラインスクールです。
個々に熟練のパーソナルメンターがつき、チャットで質問すればすぐに回答が返ってくるのでわからないところが分からないままにならないような支援をしてもらえます。
また一部講座では国の学費支援制度「教育訓練給付」も利用できるので学費を安くすることも可能です。
TechAcademyでは無料体験も行っているため、いきなり高いお金を払うのではなく無料でどんなサービスか実際に知ることができるので試してみることをオススメします。
通信講座ではありませんが、エンジニア転職を強く志望している方にはDMM WEBCAMPなど転職保証のスクールがおすすめです。
国の学費支援制度である教育訓練給付が利用できるプログラミングスクールについても別記事にありますので参考になれば幸いです。
大学卒業認定「学士」
もし、あなたが高卒で働いており出世や収入に悩んでいるのであれば大学卒業認定である「学士」を取得することを最もオススメします。
大卒資格がなぜ最もオススメなのかは、独立行政法人労働政策研究・研修機構のユースフル労働統計2020によると大卒と高卒では将来の収入には約7,500万円ほど収入が高くなることが分かっています。
また、それだけではなく多くの仕事に就くための条件には「大卒以上」に限定されているのです。
もちろんすべての仕事に当てはまるわけではありませんが、世の中に存在する仕事の多くは大卒が求められており、将来の役員となる人も一定の学歴が必要となっています。
しかし、「大卒」以上の学歴が重要であると分かっていても今さら仕事をやめて大学へ通うなんてことは金銭的にもキャリア形成から見てもリスクが大きく、そんなことはできないと思う方が多くいるかもしれません。
そんな方に活用して欲しいのが「通信制大学」です。
通信制大学はリカレント教育が推進されるにつれて数も増えており、先ほど紹介した需要の高いITスキルも身に付けることが出来るものも数多くあります。
当サイトでもオススメの通信制大学を紹介していますので参考にしていただけると幸いです。
まとめ
本記事のまとめ
- 学び直しは国も推進している
- 学び直しは「出世・転職」に役立つ
- 学び直しには時間とお金で足踏みする方が多い
- 忙しい人でも学び直しをしたいなら「通信教育」を利用する